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事務所通信




いちがや通信
 



マルサが来た!     柳 孝之


1.マルサとは…


今、皆さんの頭の中を
「パ〜パラパ〜パラパーパ」という
映画「マルサの女」のテーマ曲が流れたと思います(笑)。


伊丹十三監督のこの映画によって
「マルサ」という言葉は
世に知られることになりました。


正式名称は
「東京国税局査察部」
(大阪と名古屋国税局にもあります)。


「マルサ」は税務署内の隠語だったようですが、
映画で世間にも知られたため現在では
「6階(東京局旧庁舎で査察部が6階にあったため)」
と言われているという噂です。


これを読んでいる皆さんは、
今までマルサと遭遇したことはないはずです。


「え?何年か毎に来てるじゃん、マルサ」


いえいえ、
あれはただの所轄税務署員による税務調査です。


「何が違うの?」


全然違います。


マルサは令状に基づく強制調査。

皆さんが体験している税務調査は
任意調査です。


「任意調査ってことは、イヤだ!って断れるの?」


正当な理由なくしてはダメです(笑)。


もちろん実施時期の相談などは可能ですよ。



根拠法令も違います。


通常の税務調査は
「国税通則法」。


マルサの強制調査は
「国税犯則取締法」


ほら、怖そうでしょ?


私もマルサにお会いしたことはありません。

ただ、当時は
「げっ!これマルサ?」
と思ったような怖い税務調査を
経験したことがあります。


それはまだ私が銀行員の時でした…




2.ある朝彼らは突然に…


20年ほど前、
私はA銀行O支店で営業マンをしてました。


ある日、9時にシャッターが上がると同時に
5人組の男が入ってきました。


ただならぬ雰囲気…
「刑事?」
と思ったほどです。


預金窓口には目もくれず、店内の奥へ。


応対した者が慌てて次長に取り次ぎます。
次長は私たち営業マンのもとに来て

「国税局だ。C社の件で」

と私を見据えます。


「げっ!C社!」


そうです…私の担当先です。


その時、周りを見渡すと
同僚は一様に安堵の表情。
すごく腹が立ったのを覚えてます(笑)。



彼らは二階の会議室へ。


私は自席で待機。


次長から
全面的に協力しろという命を
受けているからです。


そのうち1人が降りてきて、
私のもとへ。


「あなたは終日外出せずに
 私たちの調査に協力してください。
 また、C社と連絡はしないでください」と。



さらに
「あなたの机の引き出しを全部見せてください」
と引出ごと会議室へ運んでいきました。



「変なもの出てきちゃったらどうしよう…」
人間って意味のない不安に襲われるものですね(笑)。


その後
「C社関連の印鑑は持っていますか?」
と。


銀行員はお客さんの印鑑を持っているこ
とはないので即、否定。


すると
「本当ですか?
 自宅にはありませんか?
 なんなら自宅にも行きますよ?」


無いものは無いのできっぱり否定しましたが、
「自宅は来ないでくれよ〜」と思いました。


「家宅捜索」なんて言葉が浮かび、
相当ビビりましたね。



しばらくすると会議室へ呼び出されます。


長机3つがコの字になっており、
その間に私がちょこんと座ります。


5人に包囲された状態です…


銀行の営業マンは
毎日「どこへ行って何をしたか」を
訪問日誌に記録しているのですが、
その束にびっしりと付箋が貼ってあります。


「〇月〇日、C社に行っていますが、何をしてきたんですか?」


「×月×日、C社に行ってますが、どんな話を?」


「△月△日、C社に…」


覚えてないって(笑)。


実はC社は私にとって
「息抜きの会社」でした。


よく外回りの最後に寄ってコーヒーを飲んでいたのです。


社長の奥さんがいい人で、
年も近かったので好きな音楽の話なんてして
暇つぶしをしてました(笑)。


国税局が来るくらいだからお金もあり、
よく預金もしてくれました。


それでちょこちょこ寄っていたのです、
「預金勧誘」と称して。



「しかし随分あなたはC社に行っているんですね?
 そこで脱税の相談をしました?
 C社が脱税してるの知ってましたよね?」



するわけないだろ!
脱税なんて知らんわ!



ただ、5人の強面に囲まれ次々と質問を受けていると、
かなり疲れてくるんですね。


段々「もうどーでもいいや」的な気持ちになるもの。


解放されたいがために嘘の自白をしてしまう容疑者の気持ちが
分かりました…


結局その日は20時くらいまで調査があったでしょうか。


何度か会議室に呼ばれ、
とても疲れて、彼らが帰るときはホッとしたものです…



後日、C社に聞くと自宅(兼本社)と
店舗数か所に午前8時に国税局が来たようです。
ただ、その人数と追徴税額から考えて、
おそらくマルサではないと思います。


ただ、当時の私は
「国税局の調査=マルサ」と思っていたし、
かなり怖い人達だったのでそう信じてました。


そして「二度とこんな思いしたくないな」と思いましたし、
C社の社長もそう言ってました。



これからも皆さんのところにマルサが
現れることは無いと思います(ですよね?)。



ただ無予告調査でいきなり税務署が来ることはあり得ます。


その時はあくまでも「任意調査」ですから、
慌てず我々にご連絡ください。


でも、万一マルサが来てしまったら…



諦めて下さい(笑)。


強制調査の場合は、我々税理士も立ち会えませんので。










 
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