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事務所通信

 

いちがや通信  2018.8
 




夏ですね!          柳孝之


 
   
今年はかなり暑いですが、体調は崩されてないですか? 

8月と言えば夏休み!
皆さんの予定はいかがですか?


私はレンタカーで和歌山をドライブする予定です。


「夏のドライブと言ったらサザン?
それともTUBEかねー(古い)」
なんて呑気にCDを借りてウキウキしていた私に、
6月末、衝撃的な電話がかかってきました。


「N税務署の特官部門のKです。
7月下旬にA社の税務調査に伺いたいと思っています。
3人で3日の予定です」

(「特官」とは、特別国税調査官のこと。
「トッカン」と読みます。
以前テレビドラマになった「トッカン!」は
特別国税徴収官でした。呼び方は一緒なんですね)



がーん…



皆さんは、以前私が書いた税務調査の話を覚えていますでしょうか?


「7月の異動明け、すぐに来る調査は本気だ」
というアレです。


予想通り、なかなか厳しいものでした…


今回は、その調査現場で思ったことを
皆さんにお伝えしたいと思っています。



「じゃ、あとはよろしく〜」


税務調査の日程をお客さんと相談するとき、
「調査の間、ずっと同席していないとダメなの?忙しいんだよね〜」
と言われることがあります。


いえいえ、そんなことないですよ。
私はむしろ「いないでくれ」と言ってます。
なぜか。


税務署も税理士が全てを把握しているとは思ってません。
私への質問なら
「さあ、どうなんでしょうね?確認しておきます」
と先延ばしできますが、
社長への質問は基本的に即答が求められます。


税務調査は2-3日の勝負。
彼らも次週や次々週には別の会社へ調査へ行くはず。


「調べきれなかったので、また後日来ます」はよほどのことがなければ無いです。


なら…時間稼ぎも必要です。


どうしても初日の午前中と最終日の夕方
は社長にいてもらう必要がありますが、
それ以外は用事を作って
(なくても、無理に)外出してもらうようにしています。

「嘘はつくな」


税務調査は、当局による質問検査権に基づく行為であり、
当然ながら嘘はついてはいけません。


本当は「A」なのに「B」と答えてはいけません。


これはいいですよね?


続きがあります。


「本当のことも言うな」です。


禅問答みたいですが(笑)
要は本当のことであっても、
余計なことは言って欲しく
ない、ということなのです。


「これはAですか、Bですか?」

という質問には

「Aです」

と答えればいいのです。


しかし往々にして社長は
「それはAですね。
あーもっと言うとね、
それ元々はCなんだけど、
○○の理由でDが絡んで、
最終的にAに落ち着いた、って感じですかね」
的な答えをしてしまいます(笑)。


私としては、余計な情報を与えてほしくない。
情報は多ければ多いほど税務署に有利になります。
質問には端的にお答え願います。



「事実が2割、人が8割」


税務調査は当然のことながら事実認定が全て。
これが大前提です。


彼らの役目は
「適正な申告内容に是正すること」。


であるならば、発見した非違事項
(所得を増やすものもあれば、減らすものもあります)
は全て訂正が求められるのでしょうか。


いえ、全然そんなことはありません。
なので「人が8割」なのです。


身も蓋もない話ですが、
調査官の人柄や性格によって調査の結果はかなり違ってきます。


例えば源泉所得税。
給与や外注で個人に支払をする際は、
法人は一定の源泉所得税を控除して支払う必要がありますよね。



調査官「あ、バイトさんに1万円を払ってますね?日雇い?源泉所得税を引いてませんね?」

私「…あーそうですね、丙欄で見ると27円が源泉所得税?」

調査官「この人、1年でどれくらい払ってますか?一覧表とかになってませんか?」

私「(なってるかもしれないけど)さーどうでしょうね?何なら元帳からこの人への
支払いを集計されます?」

調査官「…いえ、いいです。今後気を付けてください」


分かるでしょ?
手間がかかる割に、取れる税金が少ない場合、彼らは目をつぶります。


その「目のつぶり加減」は人それぞれ。


一般的に「若い女性の調査官」は厳しい傾向にあり、
「年配の男性」は緩い傾向にあります。


「それ、重加ですよね?」


税務調査において彼らが欲しいものの一つ、
それが重加算税(略して重加じゅうか)です。

これは仮装隠蔽により所得を不当に減らした場合に課されるペナルティ。


その率は、対応する法人税の35%。かなり重い処分です。


これを課すことができると、
税務署の人事評価的にポイントが高いようですね。
そのため、彼らはたまに吹っ掛けてきます(笑)


例えばH30.3月期決算の法人へ調査に来ました。
H30.3.31付の売上請求書(H30.4.30入金)が、
経理が忙しくて計上漏れとなっていて、
入金日の翌期4/30に売上計上されていたような場合。


所謂「期ズレ」と言って、
これは重加の対象ではありません
(過少申告加算税というペナルティはある)。


でも時たま
「これ、わざとズラしましたよね?重加です」
と、調査官がしゃあしゃあという場合があります。



納税者さんは
「税務署がそう言うんだから、そうなんだろう」
と思ってしまいますよね?


ここは税理士が
「いやいや、これは違うでしょ?
事務運営指針(国税の内部規定)に書いてありますよね?」
と反論しなければなりません。


「税務署の人がそんなことするの?」
と思うかもしれませんが、これ、
意外とありますからね。
十分注意しなければなりません。


冒頭の調査は昨日終了(本原稿執筆当時)。
これからは税務署から連絡があり、
やれ「追加資料を送ってくれ」だの、
やれ「ここ、もう一度確認したいんだけど」
など連絡がきます。


その後
「では本件はこんな修正をしましょう」
と告げられるため税務署へ出向きます。


(本来は社長が行くべきですが、
税務代理人として私が行くのがほとんど)、
修正すべき事項があれば修正申告書を作成、
電子申告納付書をお客様に届けて、
その後の加算税や延滞税の説明をして
「えー、そんなに〜?」
とお叱りを受けるのも私の役目(笑)


私どもは税務調査の立ち合いにあたり、
54,000円/日を頂いておりまして、
時たま「高くない?」などと言われます。


しかし、しかしですよ!
現場での心労、その後の作業も何かと大変でございます。


何卒ご理解いただけると助かります(笑)
それでは、現場からは以上です。






 
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