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事務所通信




いちがや通信   2017.11
 



特殊詐欺         柳孝之




「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」「儲かります詐欺」等々を総称して

「特殊詐欺」

と言うそうです。



NHKのニュースを観ていると
「ストップ詐欺被害!私は騙されない」
というコーナーが出てきます。


正直
「今さら誰が騙されるの?」
と思ってました。


警察のHPを見ると、
件数はH26年をピークに減少しているものの、
H28年の被害金額は400億円だそうです。


「本当に?」と思いません?


400億円ですよ?


ま、騙されるのはごく一部の人、
所詮他人事だしな…と思っていたら、
他人事ではありませんでした(笑)



〈ケース1〉


私の実家です。


これまでも何度か不審な電話がありましたが、
その都度撃退していたそうです。


先般、私を語った電話があったと。


「孝之だけど…風邪を引いて声がおかしいんだ」


電話の声が若かったようで、
私とは思わなかった母。


しかし私の息子Kと誤認します(笑)


母「Kちゃん、あんた何やってるの?」
と詰問する母。


犯人「え?いや…風邪引いて声がおかしくて、
内科に行った方がいいか、
耳鼻咽喉科に行った方がいいか」


母「そんなの知らん!お父さん(私)に聞きな!」
と電話を切ったそうです。


その後、私の携帯に母から電話。


普通は携帯にかけてこないので慌てて出ると…



母「あんた、今Kちゃんはどこにいるの?」


私「は?仕事だと思うよ?なんで?」



母は先のやり取りを説明します。


私が
「それ、詐欺だろうよ」
と言っても信じないんですね。


とにかく
「あれは絶対Kちゃんだった!」
の一点張り。



幸い被害は無かったものの、
そんなにあっさり「孫からの電話」と信じ切り、
それを疑わないのにビックリしました。



もうちょっと犯人の演技(?)が上手かったら…
ひょっとして引っかかってしまうのでは?
と思いましたね〜。



今回、私の名を語って電話が来たのは、
高校の卒業名簿が流出したのが原因。

翌日、警察から注意喚起の電話が来たそうです。



その後、母から電話があり
「Kちゃんじゃなかったね〜」と
笑ってました(笑)



年を取ると「思い込み」はより頑固に、
そして強固になりますね。



とにかく不審な電話には出ない、
が一番かもしれませんね。




〈ケース2〉


妻の実家です。


こちらは還付金詐欺でした。


義母もよく覚えてないのですが、
おそらく「区役所から保険料の還付」
という内容だったよう。



「よく使う銀行口座は?」
と問われ、某メガバンクを答えると、
「それは使えないので別の銀行はないか?」と。


某信金を言うと
「そこならOKです」
と言われたそうです。



さらに
「一番近いコンビニは?」
と問われ、セブンと答えると、
「セブンはダメなので他は?」と。


ちょっと先にファミマがあるというと
「ファミマはOK」と。


時間は大体14時半ごろ。


「15時までに手続きしないと間に合わない!」
と急かされたようです。



携帯電話の番号を相手に知らせ、
ファミマへ急ぎます。



ファミマのATMで、
まずは残高照会を行います
(その後、振込をさせるため)。


おそらく、
「あなたの還付可能金額を照会しましょう」
などと言うのでしょうね。



(本人の記憶はもう曖昧。
 ちょっと思考停止状態になるようですね)



例えば残高が201,563円であれば、
その金額を伝えます。


その後、振込先の口座を入力するわけですが、
ここは何と言ってさせるのか…
(ご存知の方、教えてください)


最後に
「還付を受けるた
めのあなたの暗証番号です」と
「200362」などと言うんだそうです。


そう、これが振込金額です。
怪しまれないよう丸い数字でなく、
しかも振込手数料を考慮した金額を言うのでしょうね。


最後に
「振込実行」を押して、完了です…



義母は、帰宅後も全く疑念を持ってなかったようです。



夕方、義弟が帰宅した時に
「今日はちょっといいことがあったのよ」
と言ったそうです。


内容を説明した時
「それ、詐欺だろ!」
と。


警察に通報です。


警察ではすぐに振込先の口座を凍結しますが、
当然のことながら引出後。


若干残高はあったそうですが、
「他の人の詐欺にも使われた可能性があるので、
捜査後に被害者全員で分割して返金します」
と言われたそうです。


ショックでした。


義母はお金にはしっかりした人でしたから、
まさか詐欺に引っかかるとは…


「オレオレ詐欺」は困ってる息子や孫を
助ける気持ちから被害に遭います。


でも「還付金詐欺」は、
「お金がもらえる?」
という気持ちに付け込んだもの。


より引っかかりやすいのかもしれませんね。




でもね皆さん、
ちょっと考えてみてください。



皆さんも日ごろ
「役所仕事」に腹が立ってますよね?(笑)



長年払い続けた年金だって、
「自分で」裁定請求書を書いて、
いろんな書類を添付しないとくれないんですよ?



払い過ぎた税金だって、
税理士が「更正の請求書」を書いて、
内容を説明して、1-2カ月待たされて、
挙句の果てには
「調査して内容を確認します」
なんて感じですよ?



「税金や健保保険料をATMで払い戻しますよ」
なんて
「親切な電話」
がかかってくるはずがない。



役所から電話があるのは
「払えよ」
って時だけです!(大原則 笑)。



義母のケースも「気付ける」ポイントが
たくさんあったと思います。



でも「何十万か戻って来るのかも…」
という気持ちが判断を狂わせるんですね。



幸い義母は少額の被害で済みましたが、
やはり落ち込んでました
(そりゃそうだ)。



どうか皆様や、親御さんなど
ご親族の方が被害に遭うことがありませんように。



詐欺防止のための一助となれば、
と今回は執筆致しました。



ちなみに詐欺による被害は、
税務上なんの救済もありません。
この点も合わせてお知らせしておきます。









 
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